ロケーション
カルチエ・ラタンの中心部にあるHôtel Atmosphèresは、ノートルダム大聖堂、パンテオン、美しいリュクサンブール公園、セーヌ川のほとり、コンシェルジュリー、サント・シャペル、ムフタール通り、さらに、サンジェルマン・デ・プレ地区や教会など、パリを象徴するモニュメントや場所から徒歩圏内という理想的な場所にあります。
この歴史的なエリアには、多くのギャラリーや書店、高級なファッション・ショップ、また、レストラン、カフェ、ジャズクラブが多く集まっています。
ゴシック建築の傑作であるノートルダム大聖堂は、フランス国内で最も多くの旅行者が訪れるモニュメント。シテ島の一番端に位置する、中世の建造物です。建設は13世紀に始まり、完成は15世紀。フランス革命の際に甚大な被害を受け、19世紀に建築家Viollet-le-Duc(ヴィオレ・ル・デュク)により修復されました。ステンドグラス、バラ窓、塔、尖塔、ガーゴイルが多くの人を魅了し続ける大聖堂では、宝物庫の見学や、塔の上から眺めるパリのパノラマの景色も楽しみの一つ。フランスでは、パリから各地への距離を表す道路元標は、この大聖堂の前が起点(ポワン・ゼロ)となっています。
近隣のお散歩はサン・ジェルマン・デ・プレから。教会の塔と身廊には、11〜12世紀まで遡るパリで最も古いロマネスク様式の建築を見ることができます。音楽好きの方には、そのバラエティ豊かな音楽プログラムをご堪能いただけるでしょう。ラグジュアリーなブティックやアートギャラリーが立ち並ぶエリアで散策に疲れたら、カフェ・ド・フロール、ドゥ・マゴといった伝統的なカフェや、20世紀初頭に芸術家や知識人が集ったことで知られるブラッスリー・リップのテラスで休憩をお楽しみいただけます。
サンジェルマン・デ・プレとカルチエ・ラタンの境界に位置する、リュクサンブール公園。フィレンツェのボーボリ庭園に着想を得て、1612年に王妃マリー・ド・メディシスにより建設されました。総面積25ヘクタールの庭園はフランス式とイギリス式に分かれ、その間には幾何学的な木々と大きな池が配置されています。また貴重な古い品種が植えられたリンゴの果樹園、養蜂を学ぶための養蜂場、美しい蘭のコレクションを集めた温室やバラ園もあります。園内の至る所に設置された像は全部で106あり、モニュメンタルなメディチ家の噴水、オランジュリー(温室)、パヴィヨン・ダヴィウをご覧いただけます。お子様が遊べる人形や乗り物、滑り台などの施設も充実しているほか、大人用にはチェスやテニス、ブリッジ、リモコン操作のボートなどがあり、パリジャンであれツーリストであれ、ご家族で楽しい時間をお過ごしいただけます。さらに、公園の柵に展示された無料の写真展や野外ステージでのコンサートといった、文化的なプログラムが開催されているのも特徴的です。
フランス国民の神殿。
パリの守護聖人である聖ジュヌヴィエーヴに教会を捧げることで、君主制の権威を高めたいと考えたルイ15世の願いに応え、建築家ジャック=ジェルマン・スフロにより建設されました。1789年のフランス革命以降は、偉人の神殿へと姿を変えます。19世紀の激動の時代には、政権が変わるたびに、宗教的、もしくは愛国的なモニュメントとして、その役割を交互に繰り返しました。1885年にこの世を去ったヴィクトル・ユーゴーがパンテオンに埋葬されて以来、フランスの歴史を代表する偉大な作家、科学者、将軍、聖職者、政治家にとって永遠のやすらぎの場となっています。地下納骨堂には、ヴォルテール、ジャン=ジャック・ルソー、エミール・ゾラ、アレクサンドル・デュマ、ピエール・キュリーとマリー・キュリー夫妻、さらに、2018年7月1日に合祀された女性政治家のシモーヌ・ヴェイユなど、70名以上の著名人が眠っています。
レイヨナン・ゴシック建築の宝石と称賛されるサント・シャペル。1,113枚のステンドグラスの美しさに目を奪われます。
フランス最高の王室礼拝堂として知られるサント・シャペルは、素晴らしいステンドグラスのコレクションでも有名。シテ宮殿の中央にキリスト受難の遺物を収める場所として、13世紀半ばにルイ9世によって建設されました。レイヨナン様式ゴシック建築の宝石といわれるサント・シャペルで、15枚のステンドグラスとバラ窓が美しい光を放つ、唯一無二のコレクションをお楽しみください。ユネスコ世界遺産。
中世の王宮、後に革命裁判所やマリー・アントワネットの牢獄となったゴシック様式の建造物。
フィリップ4世によって建てられた「警備の間(Salle des Gardes)」と大きな「衛兵の間(Salle des Gens d'armes)」、また、ジャン2世によって建てられた厨房などが残されています。コンシェルジュリーはもともと中世に王宮として建設されました。14世紀後半になるとフランス王たちはルーブルとヴァンセンヌに居を構えるようになり、宮殿として使用されなくなります。その後司法の役割を担うようになり、一部は牢獄に転用されました。コンシェルジュリーの隣には革命裁判所が建設され、フランス革命の間主要な留置所の一つとして機能を果たします。最も有名な囚人は、マリー・アントワネットです。後の復古王政時代、彼女の独房の跡地に記念礼拝堂が建てられました。
ユネスコの世界遺産に指定されています。
街を囲む7つの丘の一つ、モンターニュ・サント・ジュヌヴィエーヴ。その坂道をゆったりと下る賑やかなムフタール通りはパリで最も古い通りの一つとしても知られ、趣のあるフランスらしい雰囲気が魅力的です。レストランやカフェをはじめ、肉屋、八百屋、魚屋、チーズショップやベーカリーが長さ650m、幅7mの緩やかな石畳の坂道にひしめき合っています。夕暮れ時になると学生たちが集まりこの地区はますます賑やかに。コントルスカルプ広場までやってきたら、噴水の見えるテラス席でコーヒーを飲むことをお忘れなく!
セーヌ川左岸、パリ5区のカルチエ・ラタンを訪れずしてパリは語れません。親しみとリラックス感あふれるカフェやレストランが多く集まるこの地区は、地元のパリジャンをはじめ学生や観光客で賑わっています。パンテオン、国立中世美術館、リュクサンブール公園とその美術館、アレーヌ・ド・リュテスなどの観光スポットも満喫していただけます。パリ最高峰のソルボンヌ大学をはじめ、コレージュ・ド・フランス、アンリ4世校、ショッピングが楽しいムフタール通りとモンジュ通り、美しいコントルスカルプ広場など、このエリアの見どころはつきません。またこのエリアでは、パラディ・ラタン、オデオン座、カヴォー・ドゥ・ラ・ユシェットで、音楽やショーも楽しんでいただけます。
パリを流れるセーヌ川には、街を満喫できる橋や中州がたくさんあります。昼夜を問わず、左岸であれ右岸であれ、賑わう岸辺を楽しんだり、波の音聞きながらリラックスすることができます。ボートに乗ったり、サイクリングしたり、のんびりと散歩したり、ウォーキングやジョギングで体を動かしたり、踊ったり、食事をしたり、水着で日光浴をしたり。パリ万国博覧会が開催された2つのエリアの散策や、お買い物後の休憩にも最適です。ユネスコ世界遺産に登録されているセーヌ川のほとりには、たくさんの驚きが溢れています。